無事に目的の場所に着いていてほしい・・・>認知症、行方不明とかって、万単位なんだそうだ。

 

図書館で、こういう本を見つけました。

 

なぜ、目に付いてしまったのか、には理由があります。

 

今日、例の車庫証明を受け取るために、また自転車で出かけました。

車庫証明を受け取った後、大きな交差点で、信号待ちをしているときに、70才前後の女性に道を聞かれたのです。

 

女性「○○は、まだ遠いですか?」

わたし「すみません、引っ越してきたばかりで、よくわからなくて・・・」

女性「そう・・・・。いつもは車だから、電車とバスで来たら、もうわからないのよね・・・。このへんは工事中ばっかりだし・・・。」

 

スマホで調べようとしたら「いいの、いいの」と手を止めてきます。

そんなやりとりをしていたら信号が変わり、皆が渡り始めます。

ちょうどオフィス街であり、観光地の近くでもあったので、なんだかせわしない感じの大きな交差点。

 

「時間もあるんだから、色々聞いて行くから大丈夫」と明るく言われたので、

私は「お役にたてず、ごめんなさい」と交差点を渡りました。

 

・・・・・・

信号1つ分くらい走ったあとで、なんだか、気になって、女性に言われた地名を、スマホで検索したんです。

そしたら、交差点から軽く3~4キロ。

女性が歩こうとしていた方向と、まったく逆の方向・・・。

 

考えすぎかもしれないけれど、まさかとは思うけど、「実は本当は、道を聞くまでも、どうしようもなかったんじゃないだろうか・・・」と思って、慌てて交差点の方に戻りましたが、顔もうろ覚えだし、もう見つかりませんでしたorz。

 

車もバスもたくさん通って、周りは会社員とか観光客とかでせわしない。

私だって、道を聞くのに気がひけて、スマホのMAPを使って出かけている。

人に道を聞く、って結構ハードルが高くなってないですか?

 

あの後、ちゃんと、無事に行けたのか、今も気にしています。

用事の後だったんだから、時間もあったし、スマホで検索したら良かった。

道を聞かれた場所から100m後ろには警察署もあったのに。そこまで一緒に行けばよかった。

 

せっかく、ぼんやり立っていた私に声をかけてきてくれたのになぁ。

 

その後、図書館に寄ったら、↑の本を見つけたのです。

 

今回の女性が、認知症ぽい方だったかどうかは、もう確認しようがありません。

スマホとかないと、結構複雑なバス路線だし、道も真っ直ぐなようで曲がってたりするから、本気で道に迷ってもおかしくない。だから、もう、わかりません。

 

ですが、ふと考えてしまったのです。

社会として、これだけの行方不明者が出ているし、これから、ちょうど我々の親世代は、ほぼ介護世代に入ってきて、更に増えていくんだろう。

 

自分の親だって、たまにする電話は元気そうだけど、家の中はどうなっているんだろう?運転しているけど、大丈夫なのかな?

 

認知症の人は、表面的なコミュニケーション力は保たれているので、今回のようなやりとりはできてしまいます。わからないことへの自信のなさ、不安感は強いのに、うまく伝えられなかったりします。笑ってごまかす、あるいは、もしかしたら、こちらが勘ぐったら怒りになるのかもしれません。

そりゃぁ、それぞれの人生を歩んできた人たちが、見ず知らずの人に弱みなんか見せれませんわな。

 

でも、きっと困っている。

 

せっかく、自分は、多少知っている部類に入るのだから、ちょっと気づいたときに気配りできる優しさとか、余裕が欲しいし、作りたい、保ちたい。

自分が最近少しギスギスしていたことを、ふと反省したりしました。

 

大きな神社に寄ったので、家内安全と一緒に、おばさんのこともお願いしてしまいました。鎮守さまだから、いいよね?

 

あぁ、本当に、無事に帰っていてほしいのです。 

なんとかタクシーでも使って、辿りついていてほしいなと思います。