高級リンゴジュース。

ネット環境を少し整えました。

ルーターのほうも、持参したタブレットの無線も弱くて、なかなかうまくいかなかったのですが、なんとか繋がりました。

外国産スマホは、どうにも相性が悪く、繋がりませんでした。

 

さて、ばーちゃんですが、現在は、点滴のみで生きている状態です。

唾液でも、時々むせるし、酸素チューブを入れています。

でも、昨日、おとといは、比較的目も開いていて、簡単なやりとりができました。(もちろん現実とは異なる内容)

 

Drからは「何を食べさせてもいい」と言われたらしく、オカンは、数日前はアイスを持参したらしい。

さらに、

どうも、看護師さんのどなたかが、ジュースや果実のしぼり汁もとろみをつけてうんぬん、みたいことをオカンに言ったらしく、地元産の高級リンゴジュースを持参することになりました。(200㏄くらいで300円くらいする)

 

そのジュースを友達(担当介護士)に見せたところ、「ええっ!?」となり、その場で、ベテラン看護師と相談に。

「いやいや、とろみつけても無理でしょうよ」と。

 

。。。うん、たしかに。

Drは「何を食べさせてもいい」とは言ったものの、現場としては、最後のひと押しをしたくないよねぇ・・・。私なら嫌です。

 

結果、ガーゼを浸して、それを口に含ませる「味を楽しむ」程度に。

うん、全然かまいません。

むしろ、そういうアイデアを出してくれる、介護士さん、看護師さんに感謝ですし、「それなら、いけるね」と判断してくれる看護師さんの専門性にも感謝。

 

でも、そのガーゼ、口に入れたら、ばーちゃん、目がパチッとあいて、舌もよく動くし、唇もよく舐めました。

介護士さんと看護師さんたちが、「うまい?」と聞くと「うまい」

「どんな味?」と聞くと、「あまい」と答え、終わりにした後も、しばらく口の周りをなめていました。嚥下反射も、しっかりと何回も起きてた。

 

現在は点滴だけで、口腔ケア用のゼリーの塗布のみ。

食べていたころも、形態変更食で、とろみ剤もたっぷりでしたから、たいして美味しくなかったんだろうなぁ(味見したけど、やっぱり家の味とは違うし、何より触感が・・・ウニとか、あん肝の食感とかダメな私は、やっぱり駄目そうだ・・・)

 

そこに、高級リンゴジュースですよ。

そりゃ、うまかろう・・・。

 

 

そんな2日でしたが、今日は、調子が悪そうでした。

でも酸素1Lを鼻から投与で、SpO2は99%。
体重も、いまや25キロ。足も、片手の人差し指と親指でつかめるんじゃなかろうか。
もう見ているだけで泣けてくるのですが、でも、しょうがあるまい。

 

祖母は、私にとって大きな存在です。

両親は共働きでしたから、幼稚園のお迎えも、学校も、家で迎えてくれたのは、特に祖母でした。学校で必要なもの(体操服とか、バッグとか)も、全部祖母。苦手な鉄棒も、跳び箱も特訓したのも祖母。病院に連れてってくれてたのも祖母。

でも、旅行とかは、祖父母は「行っておいで」と送り出す側でした。

そして、我が家の男どもは、酒に踊らされる人たちでした。

母も祖母も見捨てることができない人たちでした。

 

思春期になり、うちの家庭のアンバランスさに違和感があって、どうにもこうにも息苦しくて、近くにいてほしかっただろう祖母の反対と、説得を押し切って家を出ました。そこから、後悔したり、悩んだり、迷ったりしながら、今があるので、もうそれは、自分が決めたことで、動いてきたことだから責任をとるしかないですが、ばーちゃんには、やっぱり、ふらふらばかりして、近くにいれなくてごめん、としか、今は浮かばないのです。

 

晩年になり、オカンと話をすることも増えました。

どうしようもないオトンも、年をとりました。

 

ばーちゃんは誰にでも、ありがとうばっかり言ってるけど、言わなくちゃいけんのはこっちなんよ。

 ありがとうね。

 

点滴も、水だらけで、きっともうすぐ、辛くなる日が来るね。

そしたら、オカンは、また迷うんだろう。

 

祖母は、色んなものをしょって旅に出てくれるんだろう。