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まめまめ日和

40代からの日々の生き方、暮らし クラウドソーシングを利用したしごとについて

滑舌や方言って笑われるもの?フェフ姉さんの放送を見ながら考えたこと。

f:id:mikanbkr:20170322104230j:plain先日ですね。3月20日(月)

月曜から夜更かしのスペシャルがありましてね。

 

大好きな桐谷さんと、これまた大好きなフェフ姉さんが出ていたんで見ていたのです。

ちょっと思っていたことを、書いておきたいと思います。

 

目次はコチラ。

 

面倒くさい奴・・と思われるかもしれませんね。すみません。

そういう方は、そっと閉じてください。

 

 

 

 

普段、私はこの番組を肯定的な気持ちだけでは見ていません。

この番組は、確かに面白いんですけど、でも、かなり危ういラインを面白がっていると思っていました。

 

それでも見てしまうのは、惹きつけられる魅力的な人が登場するし、マツコさんが、笑いつつも、でも人の根本をしっかり見たコメントを言うからなんだろうなぁと思うのです。

 

トンガリ具合を増大させて面白がる

この番組は、クラスに1人か2人くらいいそうな、ちょっとトンガっている人を取り上げて番組を作っていきます。

 

日本全国を1クラスとして見て、ちょっとトンガっているかも?という人を、さらにトンガっているように見せる。

 

その人の発言や行動にテロップや音楽を上手く使って面白さをUPさせる。

深夜の番組ですね~。

 

でも、やっぱり危うい。

なぜなら「人を馬鹿にしている」ように感じるときがあるからです。

 

中でも、私が気になっていたのは、

 

・方言の聞き取りにくさ

・滑舌の悪さ

 

を笑いのポイントにしている回ですかね。

 

ほんと、キャラクターがとても素敵でつい笑ってしまうんだけど、ふと立ち止まるとね、

 

表現したことばを笑われるって、結構しんどいことよね。

 

と思うのです。

 

方言や滑舌って笑われるもの?

人は話し言葉でコミュニケーションをとることが多いですが、話しことばは、人の印象を捉える上で、パッと目立つのでしょうね。だからといって、その人の表現を、あからまさに笑っていいものなのかなぁと思うのです。

 

方言って笑われるもの?

私の実家地域も方言が強い地域です。

昨日の番組で取り上げたような「医師・石・椅子」が全て同じ発音になるということはありませんが、標準語では使わない単語が多いし、語尾も異なります。

 

どこの方言であっても、その土地の人たちのコミュニケーションツールであり、親しみが沸く言葉ばかりです。

 

タイムリーなことに、Twitterで「方言をめっちゃ笑われた」とつぶやいた方がいました。彼女はイライラしたけど、ツイッターでつぶやいて消化しようとしていた・・・のかな。大人ですね(*´ェ`*)

しかし、そもそも、他の地域の言葉を笑えるほどの言葉を話しているのかなぁって思うんですよね。

 

方言は、その地域ではあたりまえのコミュニケーションツールなんですよ。もし、該当の方の居住地であの番組を放送して、自分たちの話す言葉が笑われている様子を見たら、その地域の人は、どう感じるんでしょう?

 

ディレクターさんが、半笑いで修正するのに対して

「馬鹿にしてんのか?」

と言ったオジサンがいました。そりゃそうだ、と思いました。

 

滑舌って笑われるもの?

滑舌の絡みって、笑われやすいんですよね。芸人さんも、つい突っ込みたくなっちゃう。芸人さんの中には、滑舌が悪いことを自分の特徴として仕事をされている方もいましたね。

 

でも、本人がどうにもならない滑舌があるってことは、あまり知られていないかもしれないですね。直せと言われても、自分ではどうにも直せない、そんな滑舌の悪さもあるんです。

言葉が非流暢になる吃音(きつおん)も、直せと言われても基本的には治せるものではありません。

 

前々回くらいから、フェフ姉さんはボイストレーニングを受けています。

フェフ姉さんの滑舌も、私は、当初から医療に見てもらっても良かったのではないかと思っていました。

 

もちろん、ボイストレーナーさんも音声について詳しいしプロなんだなと思いますが、医療の見立ては不要だったのかなと思います。個人的には歯科や言語聴覚士(ST)に繋いでほしかった、と思いますが、発音は改善してきたし結果オーライ(古い・・・)なんですかね。

 

彼女の顎の小ささや、幼少時からの極端な偏食なんかの情報だけでは何も言えないので、幼いときのお話を聞いてみたいし、これまで身近な大人は、誰も何も言わなかったのかな?というのも聞いてみたいです。

 

彼女くらいの発音の聞き取りにくさって、小学校くらいで「ことばの教室」に通っていることも少なくはないと思うのです。

 

言えないから言い換えなければならない制限

昨日の収録では、言いにくい言葉を言いやすい言葉に言い換えをしていました。

 

・「キス」⇒「ちゅう💛」(*´ェ`*)ポッ これはカワイイです。

 

でも、

・「七月」⇒「なながつ」って、一般的には言いません。

 

他にも言い換えを自覚している言葉はたくさんあるようです。

これって、すごく表現を制限されているってことです。

 

フェフ姉さんはすごく達観していて、多田さんというステキな友達もいて、自分の失敗も受け止めて前に進める力もある。

 

だから、テレビに出ても、番組が番組として面白いようにいじっても、笑われても、自分の暮らしを淡々と続けていて、番組にも継続して出演していて、ボイストレーニングも継続している(んでしょう)。

 

フェフ姉さんはすごいと思うのです。

 

最初は滑舌の悪さで番組に出ていた彼女は、滑舌が良くなってきても人気者であり続けています。それは、彼女の人柄や頑張って取り組む姿が、認められているってことだと思います。

 

マツコさんが

「滑舌が良くなっても面白い」

と、フェフ姉さんを絶賛していました。

 

でも、皆がフェフ姉さんみたいに強くいれるわけではない。

 

人を笑うということ

世の中には、人を笑わせたい、自分は面白い、面白さを極めたい、という笑われるプロがいます。芸人さんです。一方で、笑われることが苦痛の人だっていることを忘れてはいけませんね。

自分が自信のない言葉を恥ずかしさなく話せますか?

たとえば母国語以外の言語を話さなければならないときに、どうしても緊張してしまう人と、発音なんて無視して、とにかく話せる人(芸能人なら出川てっちゃん!!!)がいますね。

 

何故、躊躇するんでしょう?

  • 今まで通じなくて失敗してきたから?
  • 慣れるまで時間がかかるから?
  • 自分の英語力に自信がないから?

 

色んな理由があると思います。 

滑舌や発音は、人とのコミュニケーションを取る上で目立つため、どうしても指摘されやすく、自信も失いやすいんです。

 

心の強さを持っている人ばかりではない。

方言にしても、フェフ姉さんの滑舌にしても、言われることに慣れて、自分なりに心の整理をつけられる場合はいいと思うのです。

 

でも

 

そうではない人もたくさんいます。

 

特に、滑舌は、聴覚や音の認知、顎の形や、舌の動きなど、色々な要素が絡んでいます。そして、小さなお子さんであるほど、指摘されても、本人はどうしていいかわからないことも多い。

 

どこにトレーニングに通ったら良いか知られていないこともありますし、保護者の都合でトレーニングに通えない子もいます。

 

子どもの気づきは思いのほか早い。

子どもは素直です。

幼稚園の年中~年長くらいには、自分と相手の違いに気づき、「なんで、さかな をしゃかなって言うの?」というようなことを言います。

 

素直に疑問に思うからなんですが、ちょうど「間違いは直す」ということを習うというか、覚えていく時期ですから、「ちがうよ、さかな!だよ」という正義感溢れるお子さんも多いです。しかも何度も指摘したくなるんですよねぇ。

 

言われた側は、もちろん気にしない子もいますけど、「なんで自分は言えないの?」と心に影を落としたり、周りの子にも「あの子は何言っているかわからない」「発音が悪いのは、いけないこと」という認識を植え付けることがあります。

 

さらに、学校生活に入れば努力や過程を褒める評価だけではなく、どうしても◯や✕で付けられる評価も増えていきます。正しく言っているつもりなのに、教師やクラスメイトから否定や修正される。

 

気にしすぎという人もいるかもしれません。

「なんだ、それくらい」

という人もいるかもしれません。

 

でも、受け止め方って人それぞれなんだよなぁ。。。。。

 

子どもには、色々な捉え方を知ってほしいなぁ。

この番組は、深夜にやっている番組ですが、再放送や動画サイトで子ども達が目にすることもできます。子ども達が「滑舌って、方言って笑ってもいいんだ」という認識をしてしまえば、対象となる子はどこに逃げたらいいんでしょうか。

 

・滑舌が悪いから、聞き直されてばかりで話すのが嫌になった

・話すのが苦手だから、人前で話したり電話にでたりしなくない

・笑われるから音読が嫌いだった

・滑舌の悪さをからかわれた

 

滑舌がコンプレックスになり、本当は笑われ役になんてなりたくないけど、周りから嫌われないために、わざとおどけてみたなんて子もいるはずです。

あるいは、学校が恐くなって登校できなくなったなんて子も。

 

私が、何故こんなごちゃごちゃとしたことを書いているかというと、自分の表現の自信のなさで苦しんでいる人たちに会っていたからです。

 

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傷みは経験するもの

「じゃぁ、子どもに全く見せなければいい。」

「お前が笑わなければいい。」

「お前が見なければいい。」

 

・・・・そういうものでもないんですよね。

 

多かれ少なかれ、人は傷みも経験しながら成長していくものです。

私だってそうです。傷つけたり、傷つけられたりしながら、やっとこの年まで生きてきました。

心が折れたり、失敗したりしながらも、誰かに支えられて立ち直ってきた。

 

ただ「自分は大丈夫」という自信が積み重なるためには、人によっては、すごく時間がかかります。

 

知らないがゆえに、ずっと自信がない子もいます。

~であらねばならない、という縛りに苦しむ子もいます。

 

だから、ちゃんと一緒にいる大人が、色んな他の視点も伝えられるといいなって思うんです。

 

たとえば、フェフ姉さんについてだったら、物事への捉え方や、チャレンジ精神や、多田さんとの関係かなぁ。

 

その場では「ふうん」って終わるかもしれませんが、人には色んな捉え方があるって知っていくのは大切かと。

 

たとえ、身近な人であっても、全く同じ感じ方だけではないってこと。

まぁ、思春期に入れば自分で選んでいくんでしょうがね。幼いときに受ける影響って大きいと思っています。

 

まとめ

素人をいじる番組って結構多いんですよね。

私も、こんなにネガティブな感じで書いているけれど、見始めたら見続けてしまうことも多いです。

 

こんなごちゃごちゃ考えていることの一方で、私は、やっぱり流されやすい。

綺麗なものばかりに触れて生きていくなんてことはできません。

見なければいいってものでもありません。

 

だから、やっぱり時々は立ち止まって考えるようにしています。

 

もし良かったら、ですが・・・

お子さんが「クラスに、こういう子いるよ」って言ったら、大人としてどうコメントするかということも、考えてみてほしいのです。

 

そして、

 

滑舌が悪い子は、もし滑舌について相談できるチャンスがあるなら繫げたいし、何より、たくさんの自己肯定感の貯金を作ってあげないといけないのだよ、と思っています。

 

できれば、家族+α その子の理解をしてくれる人がいてほしいなぁと思うのです。

 

ちなみに、もし万が一悩まれている方がいたら、滑舌の悪さは「言語聴覚士(ST)」や、小学校などの「ことばの教室」に相談してみてくださいね。

 

長々と読んでいただき、本当にありがとうございました。 

 

 

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