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まめまめ日和

40代からの日々の生き方、暮らし クラウドソーシングを利用したしごとについて

扶養内でも確定申告が必要?配偶者控除は給与所得者のみ。

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12月も近づくと、そろそろ確定申告を意識する時期となります。ご自分やご家族の勤務先から、年末調整の書類を記入するように、と依頼されている人も多いのでは?

 

フリーで仕事をしている方の中には、ダンナさんや、奥さんの扶養に入っている人もいるでしょう。

 

自分の収入が配偶者控除を受けられるかどうか、そして、今後の申告方法について、去年に続き、今年も散々迷ったので過去記事の修正も兼ねて、記載してみました。

 

 

 

副業がメインになると配偶者特典の価値低下?

配偶者控除は、各家庭、色々な事情はあるでしょうから、パートナーを扶養に入れている人は、条件を満たしてさえいれば、税金を計算するための元になる金額を安くしましょうね、という制度です。

 

こちらの記事に、他の種類の控除についても記載してありますが、税金を納める立場の人には、いくつかの「控除」があります。

 

mikanbkr.hatenablog.com

 

この配偶者控除は誰でもが受けられるものではありません。扶養に入れてもらっている人が満たしている条件があります。

 

中でも気になるのが、収入の面でしょう。扶養に入っていても、稼いでもいいのです。ただ、それぞれに応じた上限額があります。

 

よく「103万を超えないように」と言いますが、この103万という数字は、給与所得を貰っている人、つまりパートやアルバイトなどで企業で働いている人が対象です。

 

配偶者控除は65万円と高額ですが、給与所得からしか引けないのです。

 

つまり、クラウドソーシングを使ったり、ハンドメイドを販売したりでの収入がメインの人は、この103万という数字を稼いでしまうと、かなり税金が高くなります。

 

給与所得 と 副業・フリーの人の比較をしてみた

 

【例1】パート・アルバイトがメインの場合

  • 給与収入 パートで 80万円
  • 事業所得(フリーで行ったお仕事) 30万円 
  • 事業所得にかかる経費10万円

   給与収入80万円-配偶者控除65万円=15万円(所得1)

   事業収入30万円-経費10万円=20万円(所得2)

 

(所得1)15万円+(所得2)20万円=35万円 ≦38万円 

この場合は、所得が38万円以下なので、配偶者控除の対象になります。

セーフ。

 

しかし・・・・

 

 【例2】副業がメインになってきた場合

  • 給与収入 パートで30万円
  • 事業収入(フリーで行ったお仕事) 60万円 
  • 事業にかかる経費10万円

給与収入30万円-配偶者控除65万円=0円(所得1)

事業収入60万円-経費10万円=50万円(所得2)

 

(所得1)0円+(所得2)50万円=50万円 > 38万円 

 

パート・アルバイトでは、まだ35万分稼げる余地があるけど、副業分では厳しそうですね。

 

ちなみに、クラウドソーシング企業(ランサーズやクラウドワークス)を通しているからといって、給与収入ではありませんのでご注意を。本来の取引先は、個々の企業さんや個人事業主さんです。

 

事業収入38万円以下に抑えるって、月3万円程度です。

 

クラウドソーシングの場合は、手数料は経費です。総収入と考えると、月額であれば稼いでしまう方も多いのではないでしょうか?

 

給与収入以外の収入は確定申告が必要!

稼いだお金は、黙っておけばいい…そんなことはありません。

 

パートやアルバイトといった給与収入のみの方は、おそらく職場で年末調整というものがあるはずです。こちらを行うことで、次年度の税金についての情報を提出しています。

 

また、給与所得がある人では、副業収入があっても20万円以内であれば雑所得として分類され、確定申告をする必要はありません。(ただし、医療費控除などを目的に確定申告する際には、一緒に申告する必要があります。)

 

しかし、20万円以上の副業や、在宅ライターやハンドメイドなどフリーでの収入のみの場合は、確定申告が必要です。

 

在宅ライターやハンドメイドで得た収入は、事業所得、もしくは、雑所得 で申告しましょう。

 

確定申告には白色と青色がありますが、青色申告は「開業届」を提出して事業としてやっていくことを税務署に報告し、定められた帳簿をつけることが必要です。その分、認められる経費や、控除があります。

 

ただし、青色申告は、いくつかの特典があるので、いつでも誰でもというわけではありません。帳簿の記入などの他、開業届を出す時期が決まっているのです。

 

そのため、開業届が間に合わなかった人は必然的に白色申告を行うことになります。

 

白色申告も帳簿や領収書の保管が必要

白色申告では、税金を納める人全員が控除される38万円と経費がひかれた残りが所得になります。

 

その分といっては何ですが、家計簿のような簡単な帳簿でもOK。しかし、帳簿や領収書などは保管の義務があります。証拠のないものを「ある」と請求してはいけませんよ。。。

(今思えば、プリンターも、参考図書、インクも経費だったなぁ・・・)

 

ちなみに、私は白色申告の帳簿つけは、やよいさんを使っています。無料で試せるので、クラウド会計に慣れたい方は、試してみると良いでしょう。

 

 

これまでも確定申告の経験があるので、白色の段階では、有料プランにするかどうかは迷うところですが、コツコツ入力していれば確定申告が負担になることはありません。

  

白色申告での経費算定は不利

白色申告の場合は、経費に該当するかどうかは、より細かい条件になります。

 

開業届を提出した個人事業主であれば、自宅を仕事場として使っている場合には、適切な計算を行えば使った分だけの光熱費などを経費とすることができます。しかし、白色申告で経費とするためには、50%以上仕事に使っている必要があります。

 

ふつうに生活をしていて、50%も仕事に使っているということはないので、実質無理だと思います。

 

フリーでやっていくなら「開業届」と青色申告へ

青色申告だと、青色申告控除という、事業所得の人がひいてもらえる(控除してもらえる)特典があります。配偶者控除と同じく、控除額は65万円。さらに、事業として使った経費も算定ができます。帳簿のつけ方が、白色とは異なってきますが、最近見かけるクラウド経理ソフトを使うことで、かなりの時間の短縮になるようです。

 

在宅仕事を始めたばかりの頃、私の知っているフリーの方々が、どんどん開業届を提出されていました。

 

青色にする方が税法的にはメリットが大きいから、皆開業してるんだなぁと思います。

 

ただし、開業届を出す時期によって、青色申告の対象となる年度が変わるので注意しましょう。たとえば、平成30年度の所得を青色申告する場合には、その年、つまり平成30年の3月15日までに開業届を提出する必要があります。

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来年はもっと収入をアップしたい、扶養から外れることも考えている、という人は開業や青色申告を検討していくと良いのではないでしょうか。

 

まとめ

今年も、年末調整や確定申告でバタバタしていました。余裕をもってスケジュールをたてていましたが、それでも、どんどん営業して大丈夫だろうか、このご依頼を受けて大丈夫だろうか、と心配になることも…。

 

これは、自分の成長の機会と考えて、来年度は開業届の提出を考えています!

(やっと…w)